不妊治療
赤ちゃんが欲しいのにできない人の悩みは切実です。でも妊娠はタイミングでこればかりはどうしても確実な方法というものはありません。そうはいっても女性には妊娠適齢期があり、あまり高齢になってからの妊娠はできません、というより危険が伴う確率が高まります。女性も30歳代になるとそういった焦りから気持ちの余裕がなくなってきてしまいます。
そこで不妊治療と考えると思いますが、まずは夫婦でよく話し合い、お互いの考えをよく確認しておきましょう。正直なところ、不妊治療を受けたからといって確実に妊娠をするというわけではありません。つまり見えない出口を探し続けるようなものとなります。医師によって判断は変わってきますが、どこまで不妊治療を続けるかは夫婦の判断になります。
不妊治療 費用
不妊治療にもさまざまな種類があり、薬を使用しないタイミング法、薬を使用してのタイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精などがあります。
体外受精はいったん卵を体外へ取り出してから卵と精子を混ぜて受精させたあとに培養して分割卵になってから子宮に戻します。
顕微授精は特別な顕微鏡を用いて採取した卵の細胞質内に精子を注入して受精させる方法です。
こういった不妊治療も確実に1度で妊娠するとは限りません。不妊治療は身体的にも精神的にも疲労がかかります。
不妊治療も何度受けるようになると費用がかさみ金額の面でも負担になってきます。経済的な圧迫は思いのほかストレスになります。
これらの負担は夫婦間の空気も変えてしまいがちです。赤ちゃんを欲しい願いが不妊治療を続けることで夫婦間に溝ができてしまい愛情にひびが入ってしまっては元も子もありません。
不妊治療にいくらまでの費用を出せるか、明確に金額を決めておくほうがいいでしょう。
けして不妊の原因が相手にあったとわかっても責めないで夫婦の間で愛情をもって乗り超えましょう。
また、不妊治療をお願いする医師や病院を選ぶことも大事です。不妊治療はとてもデリケートですから信頼できる医師と病院で治療してもらうようにしましょう。
不妊治療の一般的な金額
まず基礎検査に夫婦で4万円ほどかかります。これは健康保険の適用外です。
不妊治療の一般的な金額として人工授精で1〜2万円、体外受精で30万円ほど、顕微授精で30万強などです。
不妊治療の費用は病院によっても変わりますし、初回、2回目、3回目以降と回数が増えると安くなっていく設定のところもあります。
金銭的な負担を軽くするためにも方法があります。
地方自治体によっては不妊治療に補助金が適用されるところもありますので問い合わせてみてください。不妊治療は医療費控除の対象にもなりますので、覚えておいてくださいね。また、不妊治療のために通院にかかる交通費も控除の対象になりますので領収書等はしっかり保管しておくようにしましょう。
安価に手軽に不妊治療をというのでしたら漢方薬もいいでしょう。あくまで漢方薬は個人差や薬の差がありますからそういった点を理解して利用するといいでしょう。